iPhone 11 Proを約半年使った感想

Apple

皆さまこんにちは、AppleBamboo.comの「ゆう」です!

前回は自己紹介を兼ねた「僕とAppleの歴史」という記事を書きました。見ていただけると幸いです!→ https://applebamboo.com/hello-world/

さて、今回はこの3月末でちょうど発売から半年となったiPhone 11 Proを使った感想を書いていきます。僕はiPhone 11 Proを発売日の2019年9月20日に入手したので、今記事を書いている2020年3月31日でちょうど半年です。

ではさっそく見ていきましょう!

良かったところ

  • A13 Bionicの処理性能に一切の不満なし

iPhone 11シリーズでは新しくA13 Bionicが搭載されました。Appleがいくら「性能が上がりました!ドヤ!」と紹介したとしても、ここ数年は性能アップも頭打ち感があったので、「正直いまと変わらないんだろうなぁ」と思っていました。ですが実際に使ってみてビックリ、iPhone Xからの買い換えだったのですが、動作の引っ掛かりが一切なくなりました。

例えばLINEの起動時など。バックグラウンドで起動していない状態からLINEを起動すると黄緑の画面で待たされますよね。この画面で数秒待たされるので実際にiPhone X(A11 Bionic)とiPhone 11 Pro(A13 Bionic)で起動時間の比較をしてみました。

全くの同条件ではありませんが、約2秒の時間差がありました。たった2秒ですが、これだけの時間差があると感じるストレスはかなり軽減されます。というかiPhone 11 Proの方では「待った」という感覚を感じないくらいです。

そのほかで差を感じるのは、アプリの切り替え時の挙動です。僕はTwitterをよく使うのですが、見ていてふと気になる単語などがあるとすぐに調べるんです。その時にはSafariを使用するのですが、Twitterアプリ→ホーム画面→Safariと順に切り替える際の、ホーム画面→ Safariの挙動がiPhone Xでは少しもたつきを感じていました。それがiPhone 11 Proになってからは全くと良いほど、もたつきを感じなくなりました。これもLINEと同様、1日になんども同じ動作をするのでストレスが減ったのは本当に良かったです。

  • バッテリーの持ちが半端ない

バッテリーの持ちに関しても、他の方が言われている通りすごく良くなっています。事実としてバッテリー容量がiPhone Xが2716mAhに対し、iPhone 11 Proは3046mAhとなっており330mAh(約10%)も大きくなっています。

でも一番重要なのは体感としてどうなのか、です。僕の実生活での体感を紹介しようと思います。iPhone Xの時は朝6:30に100%で自宅を出発し、午後9:00ごろに帰宅するとバッテリー残量は20%を下回っている事がほとんどでした。一方でiPhone 11 Proの方はというと、朝6:30に100%で自宅を出発し、午後9:00頃に帰宅するとバッテリー残量は50%弱となっている事がほとんどです。

生活ルーティンが特に変わったわけでもないので、使用時間はほぼ変わっていないにも関わらず、ここまでの差が出ています。なので、体感としてもかなりバッテリーの持ちは確実に良くなっていると感じれます。

  • Face IDが爆速

先に言っておきますと、これはiPhone本体のFace IDが速くなったというよりもiOS 13のおかげかもしれません。

毎日何回もロック解除するのですが、体感としてすごく速くなっています。iPhone Xの時はワンテンポ待たされる感じがあったのですが、iPhone 11 Proではそれがありません。僕は「タップしてスリープ解除」を使用しているんですが、タップした瞬間にはもうロック解除できています。

ロック解除時だけでなく、サイトのログインなどでFace IDの認証を求められる場面がありますよね。iPhone Xの時にはこれまたワンテンポ待たされる感じがありました。しかもiOSの仕様上、認証が通って数秒後にIDやパスワードの入力されるため、ちょっと待たされる感は否めませんでした。これがiPhone 11 Proになってからは認証自体が爆速なのと、iOSの仕様が変わったので認証後すぐにIDパスワードが入力されるようになりました。

  • 広角モードが素晴らしい

これも先に言っておきますと、広角モードはiPhone 11 ProシリーズだけでなくiPhone 11にも搭載されている機能です。あくまで比較はiPhone Xとの比較になります。

今まで広角が撮れなかった事に対して、特に不満はありませんでした。ただ、一度使ってしまうと癖になってしまいます。とにかく便利なんです。実際の写真を見ながら紹介していきます。

下の写真は京都に行った時に撮った写真です。一枚目が普通のモード、二枚目が広角モードで同じ所から撮った写真です。見るとすぐに分かると思いますが、広角モードでは信じられないくらい広く撮れています。なので、「広い範囲を撮りたい!」と思った時に今までみたいにちょっと離れて撮影しなくても写ってくれます。

  • ナイトモードは肉眼よりも明るく撮れる

このナイトモードについても広角モードと同様、iPhone 11ProシリーズだけでなくiPhone 11にも搭載されている機能です。

暗所撮影に弱いと言い続けられてきたiPhoneにもやっとのことで搭載されたこの機能ですが、本当に素晴らしいの一言です。もちろん他のカメラに強いスマホと比べると、どうしても劣ってしまうとは思いますが、肉眼よりも明るく撮れているので個人的には大満足です。

下の写真は夜の月をナイトモードで撮ってみた写真です。見てわかるように、肉眼よりも明るく撮れます。

良くなかったところ

  • 重量がヘビー

ここ数年でiPhoneは重量がかなり増えています。iPhone Xでは174グラムだったのが、iPhone 11 Proでは188グラムと16グラム増えています。「たった16グラムじゃないか」と思うかもしれませんが、片手で使う僕にとっては地味に重たいのです…。特に「重たいな」と感じるのはベッドの上で寝転がりながら使用する時で、この時はやはり片手で操作することが多いです。しかも腕を上げた状態で持っているので、どうしても疲れやすい姿勢なのです。なので重たくて疲れた際に、iPhone Xに持ち替えるとものすごく軽く感じます。

ただ重量が重たくなった分バッテリーの持続時間がかなり伸びているので、ポジティブに考えればバッテリーと重量のトレードオフですね。僕はバッテリーが持つのがいいのか、それとも軽いのがいいのか、と聞かれればバッテリーが持つほうが嬉しいです。

  • メモリ不足感は否めない

個人的にiPhone 11 Proで一番残念だと思うのがメモリについて。よく「iOSはメモリ管理が上手だからメモリは少なくても大丈夫なのだ」と言われますが、ここ数年のiOSを見ているとそうは思えません。たしかに、動作に引っ掛かりを感じることはほとんどありませんが、明らかにメモリが足りなくてクラッシュしたりすることが多いです。

僕が経験した実例だとSafariのタブが読み込み最中でクラッシュしたり、家計簿アプリと純正の電卓を使用中に予期せず電卓アプリが落ちたり…。処理速度は速いのにメモリ不足で損をしている感じは否めません。そもそも他社メーカーのスマホは8GBくらいあるのが普通になっているので、A13 Bionicの4GBは明らかに少ないです。メモリを上げると価格が上がってしまうのはわかりますが、せめて6GBは欲しかったものです。

  • 値段がiPhone 11と比べると高い

最後はやっぱり価格です。iPhone 11と比べると望遠カメラと有機ELくらいしか大きな違いがないにも関わらず、iPhone 11 Proの値段は「ちょっと高いんじゃないだろうか」と思ってしまいます。同じ64GBモデル同士で比べても¥32,000もの違いがあります。

なんとなく上位機種がいいのと、5.8インチが好きだったので僕はiPhone 11 Proにしましたが、僕がApple好きじゃなかったらiPhone 11してたんじゃないかと思います。つまりは¥32,000多く出してProを買ったにも関わらず、その価格差を感じるほどではなかったということです。だから「高い」と感じたわけです。ただ結局なんだかんだ文句を言いつつも、どうせ今年も高い方のモデルを買うのは目に見えているんですけどね(笑)

まとめ

というわけでiPhone 11 Proを僕が約半年使ってみて、良かったところと良く無かったところを書いていました。悪いところもいくつか挙げましたが、トータルでは非常に満足しています。最低でもこれからあと約半年はしっかりと使い倒していきます!

いちおう言っておきますが、この記事に書いてあることは僕の生活環境で使った場合の個人的感想です。なので使う環境によっては僕の書いたこととは違う状況になり得ますので、そこだけはご了承ください…。

それでは最後まで見ていただきありがとうございました!

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