iPhone SEを約一週間使ってみた正直な感想

Apple

みなさまこんにちは、AppleBamboo.comの「ゆう」です!

約一週間前に届いて、このサイトでも紹介させて頂いたiPhone SEですが、かなりの時間使用してみました。今回は約一週間使ってみて感じたことを正直に書いていきたいと思います。良い点悪い点、それぞれありましたが結論から先に言いますと、最終的には買ってよかったと思えるスマートフォンでした。

それではなぜそう思ったのかを見ていきましょう!

良かったと感じたところ

まずはよかったと感じたところから。

軽いので手が疲れない

これは開封の時も感じたのですが、とにかく最近のiPhoneの中では軽い機種です。僕がメインで使っているiPhone 11 Proは重量が188gなのに対して、iPhone SEは148gです。たかが40gと思うかもしれませんが、片手で使ったときの手の疲労感はかなり違います。実際の僕の生活での例を紹介します。

僕は電車に乗ることが多いのですが、座れることはあまりないので立った状態でスマホを触っています。立っていると揺れなどがあるため片手はつり革などを握るので、どうしてもスマホ操作は片手になってしまいます(電車でスマホいじるなというご指摘は勘弁してくださいw)。電車に乗っている時間は約10分ほどなのですが、iPhone 11 Proを乗っている時間ずっと操作していると少し手が疲れます。疲れ具合を言葉に表すとすれば、手首を少し回したくなるくらいです。

一方でここ1週間ほどは電車ではiPhone SEを使っていましたが、iPhone 11 Proのような手の疲れを感じませんでした。次の項目でもあげますが、片手操作しやすくなったことも影響しているとは思います。

片手操作しやすい

開封してすぐの感想でもあげましたが、片手操作が非常に快適です。僕の手だと5.8インチでもギリギリ片手操作可能ですが、文字を打つ時はかなり指を伸ばさないといけないですし、左上に出る「戻る」を押す時にも同様に指を伸ばす必要があります。そのため「操作しやすいのか?」と問われますと、とても「そうだ」とは言えないですね…。文字打ちに関しては僕がパソコンと同じ配列のキーボードを使っているというのもあると思います。右手操作だとAとかすごく遠いですからね。

一方のiPhone SEではパソコン配列のキーボードであっても片手操作が快適にできます。「戻る」を押すのもやはり指が届きやすいです。そのため片手での文字入力のミスが結構減りました。電車内に限らず自宅内でも気がつくと片手操作を行なっていることが多いので、思ったよりも入力ミスが減るのはメリットが大きいと感じました。特に男性は片手操作をする方が多い印象があるので、そういった面では男性にかなりオススメです。

バッテリーの持ちは思ったよりも良い

発売前から散々、電池の持ちが良くないのではないのかと言われていましたが、実際に僕が使ってみた感じでは持ちが悪いとは感じませんでした。気のせいなのかもしれませんが、iPhone 8よりも電池持ちがいいような気がします。

Appleの公式サイトでもiPhone 8と同等の電池持続時間と書かれていますし、分解レポートの結果からも電池容量はiPhone 8と変わっていないはずです。しかもチップはより高性能なA13 Bionicになっているにも関わらずです。A13 Bionicになったのに電池持ちが変わらないだけでも、実質的には持ちが良くなったと思ってもいいんでしょうけどね。

ただこれはあくまで僕の体感でしかないので、いずれ実際に検証してみないといけないですね。

指紋認証の精度が上がっている気がする

これに関してもバッテリーと同様、数値上の変化などがあったわけでもないですし、Apple公式でも特にアナウンスされていない内容です。ただ実際に1週間ほど使ってみて、明らかにiPhone 8の時よりも指紋認証のミスが減っています。

僕は手に汗をかきやすい上に、指先が荒れていることが多いので指紋認証のミスがどうしても多くなります。iPhone 8をサブ機として使っていた時はミスが1日に何回も起きるため、イライラしておりました(笑)一方でiPhone SEの指紋認証では今の所一回くらいしかミスが起きていません。たまたまなのか必然なのかはわかりませんが、指紋認証があまり好きではなかった僕にとっては嬉しい進化?と言えます。

これはあくまで僕の推測でしかありませんが、指紋認証センサー自体は変わっていないとしてもその指紋データを処理するチップ、つまりはA13 Bionicの性能がいいからミスが減っているのではないかなと勝手に思っています。手汗や荒れ具合は変わっていないにも関わらず、ミスが明らかに減っているのはマシンが進化したからだとしか考えられません。

あまり良くないと感じたこと

使ってみて良かったことはたくさんありましたが、やはり良くなかったことも少しありましたのでそれも紹介します。

ワイヤレス充電時の発熱がすごい

ワイヤレスなので当たり前ですが、線をつなぐ動作が必要なくポンと置くだけで充電が開始されるので、気が向いたときに気軽に充電ができます。それ故に最近はよく使っているのですが、iPhone SEを充電するとすごく発熱するのです。

他にもワイヤレス充電を行っている機種としてメインのiPhone 11 Proに始まり、11・X・XS・XRなど様々なiPhoneがありますが、どの機種でも発熱は大したことはありません。もちろんまったくないわけではなく、ほんのり温かいくらいなのですが、iPhone SEだけは触ると「アツ!」と言ってしまうレベルの発熱です。ケースを付けていることによる発熱も考えられますが、さすがにケースなし運用は色々嫌ですし…。

他に考えられる理由としては筐体が小さいからではないかと思っています。小さい分、熱が逃げにくいのですごく発熱しているように感じるのかもしれません。

良くも悪くもiPhone 8に毛が生えたレベル

良くも悪くも、と書いたのはiPhone 8に毛が生えたレベルだからこそこの値段を実現できているからです。それこそ、一から設計をしていたらこの値段では絶対に出せなかったでしょう。

ただ、とは言ってもデザインで変わったのは背面のAppleロゴの位置が変わった程度ですし、特にSE限定の目新しい機能があるわけではありません。なので秋に出るiPhoneを触っている時のような興奮だとか目新しさを感じることはありませんでした。もちろんだからと言ってSE自体には全く不満はないんですけどね…。

そもそもこの端末に新しさを求めるのが間違いであることは重々理解していますが、実際に触ってみても「iPhone 8と同じだ」としか感じれなかったのは少しさみしい気がしました。あわよくばもうちょっとデザインに変更があれば面白かったですね。

付属品がイマイチ

これは新しいiPhoneを買うたびに思うことなのですが、iPhoneは値段の割に付属品がイマイチすぎます。イマイチというよりケチなんですよね。まあiPhone SE自体の問題ではないですけどね…。

そのケチ度はiPhone 11 Proになってようやく急速充電器を付属させたレベルで、iPhone 11を始め今回のSEも当然のように急速充電非対応の充電器が付属しています。今の時代5Wの充電器では遅すぎます。SEはバッテリー容量が小さいとは言え、昔のiPhoneと比べれば当然バッテリー容量は増えています。それ故にかなり昔のiPhoneと同じ出力の充電器では力不足と言わざるを得ません。

またiPhone SEの場合、LightningケーブルもUSB-Aなので急速充電対応の充電器を使おうにも刺さりません。そもそもMacBookはUSB-Cで統一しているのに、iPhoneのケーブルがUSB-Cでないのはちょっと意味がわかりません…

最後に

iPhone SEを約1週間ほど使ってみた正直な感想を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。僕なりに思ったことを包み隠さず書いてみました。僕の感想がどれだけ役にたつかは分かりませんが、今から買おうと思っている方の参考になれば幸いです。

結果的には買ってよかったなと思えるスマホでしたが、僕みたいなガジェット好き向けではないことは明らかです(笑)これはあくまでもiPhoneを一般的な用途で使う方向けの製品であることが使ってみると良く分かりました。そういった面では非常にコストパフォーマンスに優れた製品だと思います。この価格帯では少ないFeliCaや防水機能も載っています。スマホ自体が初めてだとか、iPhone 8以前からの買い替えには非常にオススメな機種です。とりあえずこれ一台あれば困ることはないでしょう。

今後もしばらくサブ機として使ってみて、なにか気づきなどがあればまた記事にしたいと思います。

それでは今回も最後まで見ていただきありがとうございました!

コメント