自宅のネットが頻繁におかしくなるので原因を探ってみたお話

雑談

皆さまこんにちは。

いつもはApple製品とかその他ガジェットのお話が中心ですが、今回は自宅のネットについてのお話です。

最終的には原因と思われるものを特定し、問題が解決しました。もしかすると、私と同じ状況で困っている方がいらっしゃるかもしれないので、情報共有ということで記事にしてみました。

結論だけを言うと、原因はDHCPサーバのクライアント割当数の設定値が小さかったために発生していた問題でした。

これだけでは分からない方もいると思うので、解決までの状況を説明しようと思います。

ちなみに私はそんなにネットワーク関係の知識があるわけではありません。あくまで素人レベルの知識しか持っておりませんので、生暖かい目で見ていただきますようお願い申し上げます(笑)

まずはDHCPサーバってなんだ?という方も多いと思いますので、軽くDHCPサーバとは何か、から説明していこうと思います。

DHCPサーバとは

パソコンにしてもスマホにしても、また有線無線関係なく、インターネットに接続するにはIPアドレスが必要になります。

IPアドレスとは、インターネット上における住所のようなものだとよく言われています。住所のようなものなので、IPアドレスは1つとして同じものは

DHCPサーバはそのIPアドレスを、スマホやパソコンに自動で割り当ててくれる機能を持っています。

逆にいうと、これがなければ自分でIPアドレスを設定する必要があります。知識が全く無いと、ちょっとハードルが高くなってしまいます。

普段は目に見えませんが、実はかなりの働き者なのです。縁の下の力持ちというやつですね。

ここから下は、本題のネットに繋がらない原因を探っていきます。

急にネットが繋がらなくなる事があった

自宅には、メガエッグの光回線を引いてあります。プランは普通の1Gbpsのやつです。

↑ルーター

料金やサポートの関係で、1年ほど前にソフトバンク光から乗り換えました。ソフトバンク光で使っていた頃は、ネットが繋がらなくなるなんてことはありませんでした。

でも、メガエッグに変えてからというものの、Wi-Fiの電波は掴んでいるのに「ネットワークに接続できません」とか、「サーバーが応答していません」というエラーが増えるようになりました。同様に有線でも繋がらなくなってしまうことが起こるようになってしまいました。

でも不思議なのが、すべての機器がつながらなくなる訳ではなく、複数使っているうちの何台かだけ繋がらなくなるのです。他の機器では問題なくネットが使えるのです。

しかも、繋がらなかった機器であっても、時間をおけばまたつながるようになっていることが多かったのです。

なので、メガエッグの回線自体ではなく、ルータに原因がありそうだと考えていました。

IPアドレスの取得エラーが頻繁に起きていた

ネットワークに精通している方なら、この時点である程度原因を絞れる方もいらっしゃるのかもしれません。

具体的な状況としては、新しく購入したスマホやゲーム機をWi-Fiに接続しようしても「IPアドレスの取得に失敗しました」というエラーが出てしまい、うまく設定できないことが頻繁にありました。

Wi-Fiのみならず、有線でも同じ様にエラーが出てしまう状況でした。

↑PS5のネットワーク設定も、自動ではうまくいきませんでした。

なので、原因にたどり着くまでは、初期設定を行うたびに手動でIPアドレスを設定していました。ただ、不思議なことにIPアドレスを一度手動で設定してやれば、その後はネットワークエラーにはなりませんでした。

ですが、私を含むガジェット好きはどんどん新しい端末を購入しますよね。

そのせいで設定する台数が多く、IPアドレスの管理が大変でした。バカみたいにExcelで管理してました…。

ルーターのファームウェア更新ではダメだった

メガエッグの回線自体がダメな可能性もありますが、まずはルーターを疑いました。すると、メガエッグの公式サイトに「ルーターのファームウェアアップデートのお願い」なるものが掲載されていました。

どうも、ルーターのファームウェアが悪さをしてネットに繋がらなくなる事例があったみたいです。直接的な原因であるかは不明でしたが、すぐにアップデートしました。

アップデート後、数日間は何も問題なく使えていたのですが、やっぱり時々ネットに繋がらないデバイスが出てきました。

DNSサーバの問題でもなかった

時々、DNSサーバの問題でネットが使えなくなることがあるらしく、設定からGoogleのパブリックDNSに変更してみました。

手動で設定してやると一時的には治ることもありましたが、基本的には問題解決には至りませんでした。

ルータの設定画面で原因を発見!

メガエッグに変えてから、ずっと悩んでいたにも関わらず、肝心のルータの設定画面はあまり確認していませんでした。

いろいろ見てみた結果、DHCPサーバ機能の割当数が初期だと少ないことに気が付きました。

初期値では割当数が32になっていました。つまり、32台以上の機械を同時に接続しているとIPアドレスを各機械に配る事ができなくなってしまいます。

だから「IPアドレスが取得できませんでした」系のエラーが頻繁に出ていたのだと思います。

IPアドレスを手動で設定すればエラーが発生しないということから、なんとなくDHCP関係のエラーなのかもしれないと考えてはいました。

でも、まさか割当数の設定が小さくてエラーが発生していたとは思いませんでした…。

ということで割当数を最大の253に設定しました。

設定から1週間以上経っていますが、今のところは初期設定でのエラーや、ネットワーク接続エラーは発生していません。

これでまたエラーになったら、かなり萎えますけどね…。

まとめ

ということで、自宅のネットワークについてのお話でした。

もっと複雑な問題なのかと思っておりましたが、蓋を開けてみれば初歩的なことだったので、結論から言えば良かったです。

でもその代わりに私の無知さがバレてしまいましたが…。もっと勉強しないといけないですね。

ただ、今回の原因であったDHCPの割当数が足りなくなるというのは、正直普通ではないと思っています。

ガジェットやネットワーク機器に興味がない方であれば、同時に32台以上も接続するなんて普通はないと思います…笑

ルータの設定画面にも注意書きがあるように、普通はここの値はいじらずに使用するのが良いみたいですし…。

何はともあれ、今のところネット問題は解決したので良かったです。このまま何の問題もなく使い続けられることを願っています(笑)

それでは今回も最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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