MacBook Pro 2020が登場!

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皆様こんにちは、AppleBamboo.comの「ゆう」です。

本当は発表当日に記事を書きたかったのですが、眠気には勝てませんでした…。というわけで今回は5月4日の夜に登場したMacBook Proの13インチ2020年モデルと前モデルとの違いなどを紹介しようと思います。先に言っておきますが、今回のアップデートはマイナーアップデートなので大きな変更点はありませんでした。

MacBook Proもラインナップがありすぎてちょっと複雑なのです。というのも、大きく分けて下位モデルと上位モデルがあるのですが、その下位モデルの中でも上位下位があります。つまりは13インチだけでも4つラインナップがあるということです。

今回は大まかに下位モデルと上位モデルで分けて説明していきますが、ベースモデルは下のモデルとして説明していきます。それでは早速見ていきましょう。

2019年モデルからの変更点

プロセッサ

下位モデルに関してはプロセッサの変更はありませんでした。2019、2020年モデルともに第8世代クアッドコア1.4GHz Intel Core i5プロセッサです。

上位モデルは第10世代クアッドコア2.0GHz Intel Core i5プロセッサが標準搭載となりました。周波数は2019年モデル搭載のプロセッサと比べると下がりましたが、コア自体の性能が上がっているとみられますので、ベンチマークなどに期待したいところです。いちおうApple公式ページでは最大50%高速化されているみたいです(ただしCore i7のオプションです)。あくまで最大ですし標準ではCore i5であることからして、大きな体感差はないのではないかなと予想しています。これが6コア搭載になればもっと面白かったですね。

ちなみにオプションとして第10世代クアッドコア2.3GHz Intel Core i7プロセッサも用意されています。価格は税抜20,000円です。Core i5とどれくらいの性能差があるのかは気になるところですが、Apple公式から購入する際に余裕があればアップグレードさせておきたい項目ですね。

メモリ

下位モデルはこれまた変更なしでした。2019・2020年モデル共に標準では8GB 2,133MHz LPDDR3メモリです。今どき8GBでは少ないような気がします。下位モデルを買うとしても、できれば16GBに上げたいところです。

一方の上位モデルでは標準で16GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリとなりました。メモリ容量は2019年モデルと比較して2倍になり、メモリの規格もDDR3からDDR4に変わりました。ただ規格の変更による速度変化は正直わかりません。これも実機が登場しないとなんとも言えません。

上位モデル限定ですが、メモリオプションで最大32GBのメモリを搭載することも可能になっています。32GBもあればメモリ不足で悩むことは少なくなりそうです。ちなみにオプション価格は税抜40,000円です。

ストレージ

ストレージに関しては下位モデル、上位モデル共に標準の容量が2倍となりました。なので下位モデルの下のモデルでも標準は256GBからとなります。こちらもオプションで変更可能で、下位モデルでは最大2TBまで搭載可能です。256GBから2TBにするにはお値段、税抜80,000円となります。

上位モデルでは下のモデルでは標準で512GB、上のモデルでは1TBになったので動画編集などに使用しなければカスタマイズしなくても足りちゃうストレージ容量になってきました。こちらもオプションで変更可能で、最大4TBまで搭載可能です。こちらは512GBから4TBにするお値段、税抜120,000円となります。ストレージを上げるだけでMacBook Airが買えてしまいます(笑)

グラフィック

下位モデルではプロセッサの変更もなかったので、グラフィックに関しても変更なしです。下位モデルではどちらも内蔵グラフィックのIntel Iris Plus Graphics 645です。

上位モデルではプロセッサが変わったので、内蔵グラフィックも変更となっているはずですが、肝心の型番が不明です。Appleの公式ページではIntel Iris Plus Graphicsとしか記載がありません。ただ2019年の上位モデルとの比較で最大80%高速化されているようです。とはいえこれも実機が出てからのベンチマークを見てみないことには、どれだけ性能が上がったのかわかりません。個人的にはProと謳うのであればいい加減独立GPUを搭載してほしいところです。

キーボード

今回のMacBook Proでの1番の変更点はキーボードではないでしょうか。今回のアップデートでMacBook Pro 16インチと同様に、バタフライ式からシザー式のキーボードへと変更になりました。またESCキーがTouch Barから独立しました。頻繁に使うのに物理キーでないことに対して不満を持っている方も多かったと思いますので、多くの方にとってはいいアップデート内容だったのではないでしょうか。また、Appleとしても発売からすぐにリコール対象に加わるという様なキーボードを廃止できたのはいいことなのではないでしょうか(笑)

実際に使った訳ではありませんが、打鍵感などはMacBook Proの16インチやMacBook Airと同じだと思います。シザーキーボードはバタフライキーボードよりもストロークが深く静かです。打鍵感だけでいえばバタフライキーボードは結構好きだったのですが、如何せん故障が多いのが残念でしたよね。

その他の変更点

その他の細かな変更点は、まず6Kディスプレイへの出力に対応しました。。6KディスプレイといえばApple純正ディスプレイのPro Display XDRのことです。ただしこれは上位モデルのみの機能みたいです。対応したのは嬉しいことなのかもしれませんが、MacBook ProをPro Display XDRで使うようなことってあるのか疑問ではあります(笑)

オーディオ関係では、スピーカーがDolby Atomosの再生に対応したみたいです。またマイクは指向性ビームフォーミングを持つ3つのマイクアレイとなっているようです。ビームフォーミングという技術を使って、音源にマイクを向けることにより、ノイズなどを減らす事ができるようになっているみたいです。ひとことで言えば音がクリアに録音できます、ということです。

サイズについては幅と奥行は変わっていませんが、厚みが少し増しているようです。具体的には2019年モデルでは149mmだったのが、2020年モデルでは156mmになっています。それによって今出ているMacBook Pro用のケースは利用できなくなるでしょう。重量も1.37kgから1.4kgへとアップしています。

価格

やっぱり気になるのはお値段です。下位モデルではどちらも5,000円ほどお値段が下がりました。為替の影響もあるとはいえ、5,000円下がってストレージ2倍になっているのは嬉しいです。上位モデルでは下のモデルが10,000円、上のモデルが20,000円安くなっています。これによって少しだけ買いやすくなった気がします。とはいえ13インチモデルは性能の割には値段が高いので、まだまだコストパフォーマンスがいいとは言えないですね…。

MacBook Pro 2019年モデルと2020年モデルの比較表

発売日

昨日から2020年5月4日から注文可能となっています。ただし、実際に届くのは5月12日以降となっています。一部のモデルでは5月20日まで伸びているものもありました。もし買う予定の方はお早めに!

まとめ

ということで今回はMacBook Pro 2020年モデルが発表されましたので、どこが変わったのかをざっと紹介させていただきました。しばらく噂のあった13インチモデルのアップデートですが、思ったよりもマイナーアップデートで済まされた感じです。期待していた14インチモデルとはなりませんでした。ただ今回アップデートされた13インチは、14インチモデルまでの繋ぎとしてのモデルの可能性もあります。過去には半年で新モデルが出たこともあるので、ちょっと注意が必要かもしれません。

僕のことも一応言っておきますが、今回のMacBook Proは買いません(笑)現状ノートパソコンは2018年モデルのMacBook Pro13インチで満足してるのと、単純にMacをポンと買えるほどの蓄えはないからです(笑)

というわけで今回はこれで終わりにしたいと思います。今回も最後まで見ていただきありがとうございました!

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