【トラブル発生】 Mac用のディスプレイにDellのU3219Qを購入!

Apple

皆さまこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。

今回は前回の「開封編」の続きでございます。実は開封後に少し使ってみた感想を開封編の記事で書いてこのディスプレイの話は終わりにしようと思っていましたが、想定外のトラブルが発生したので続きを書くことにしました。

そのトラブルというのは2つありまして、1つは僕のiMacでは60Hz表示にすることができないということ、もう1つは僕のiMacには負荷が大き過ぎるというのがありました。今回はそれについて書いていこうと思います。

4K 60Hz表示にできない問題

さて、1つ目は60Hz表示にできないという問題です。具体的には解像度を4Kにすると60Hz表示できないという問題が発生しました。この理由は単純で、僕の持っているiMacが古い機種だからです。

開封して初めてiMacと繋いで表示した時に、マウスカーソルの動きに違和感を感じました。なんだか動きが遅れているわけではないけど、なんか引っ掛かりを感じるといった違和感です。

そこでちょっとググると、どうやら30Hzしか出ていないということがわかってきました。違和感の正体はリフレッシュレートの低下によるものだったのです。

そこで無理やりにでも60Hzにするべく、DisplaysというMac用のソフトウェアを入れていじってみましたが、ソフトウェアの方で制限をかけられているらしく60Hzにするには解像度を落とすしかありませんでした。でも、解像度を落としてしまったら、このモニターを買った意味が半減してしまいます。

↑これはMacBook Pro上のDisplays動作画面です。iMac late 2014では60Hzの選択肢がありませんでした。

僕のiMacはlate 2014モデルなのですが調べてみると、このモデルで4K 60Hzを表示するにはthunderbolt出力にする必要があるみたいです。HDMI接続ではどう足掻いても4K 60Hzは不可能みたいです。(ちなみに新しいモデルであれば可能らしいです。)

iMac late 2014はthunderbolt 2なので、この度購入したモニターに接続するにはthunderbolt 3への変換が必要になります。

しかも変換アダプタが結構な値段(5,000円以上)しますし、変換したからといって必ずしも60Hz表示できる保証もありません。ネット上の記事では同じような事例がないので、まさに人柱です笑。

一方でサブ機のMacBook Pro 2018年モデルであれば、モニター付属のUSB-Cケーブルを使えばケーブル一本でモニターに出力できます。充電も同時に行われますので、クラムシェルモードをケーブル1本で済ませられます。

この時点でメイン機をMacBook Proにすればいいのではないかという悪い考えがよぎりました…。

iMacには負荷が大きすぎる問題

個人的にはこれが1番の問題で、正直言うと使い物にならないです…。

具体的な問題とは、iMacをスリープから復帰させるとほぼ必ずフリーズしてしまうという症状です。僕はMacを基本的には電源を切らずに運用しているので、スリープからの復帰が実質的に使えなくなってしまうのは致命的です。

何かのバグかなとも思いましたが、スリープ解除時のCPU負荷などがすごく大きいので、僕の古いiMacでは耐えられなかったのかもしれないという結論に至りました。

現にフルHDの27インチモニターであればフリーズすることはない所を見ると、やっぱり負荷が大き過ぎたんだろうなと感じます。

↑まだ致命的バグに気がついていない時

ちなみに僕のiMacのGPUはRadeon R9 M290X (2GB)というもので、モバイル向けのGPUな上にもうかなり古いものなので、性能には期待できないのも当然です。CPUも第4世代のCore i5なのでこれも足を引っ張っていると思われます。いやぁ…参りました。。

結局どうしたのか

結論、上にチラッと書いたようにメイン機をMacBook Proへと変更して、今回購入したモニターはMacBook Proでクラムシェルモードで使用するモニターとすることにしました。

僕のMacBook Proは13インチなのでグラフィックの面で大いに心配でしたが、実際に使ってみると極端に重くなったりフリーズしたりはないのでとりあえずは安心です。

しかもUSB-Cケーブル一本で映像と電源をとることができるので、配線もかなりスッキリとしました。本当はしばらくサブモニターとして使うつもりが、まさかの数時間でメインモニターに昇格です(笑)

ただ、Launchpadの画面が重たいのと、排熱性能の低さからCPUの温度がいつも高めなのは気になるところではあります。

iMacでは高負荷時で60°C前後ですが、MacBook Proでは常時60°C前半です。MacBook Proで負荷をかけようものなら、すぐに80°Cまで温度が上がります。

↑MacBook Proで記事編集時のCPU温度

そしてMacBook Pro 13インチのグラフィックはCPU内蔵のものであるため、ゲームなどはとても快適とは言えません。Minecraftはある程度快適に動きますが、ファンの音がうるさ過ぎます。

こうした面では、デスクトップ機の排熱性の高さは魅力的ですよね。iMacだとファンが唸ることはそんなにありませんでしたから…。

クラムシェルモード運用での使用感

使用した感想ですが、かなり快適です。上にも書きましたが、基本的に画面がカクついたりはないですし、机周りがスッキリしたので文句はないです。

映像もiMacではできなかった4K解像度で60Hz表示ができるので、綺麗さでも画面の滑らかさでも不満を感じることはありません。フルHDだとターミナルの文字が潰れていたりしていましたが、このモニターに変えてからはそういった事もなくなりました。

また32インチというのは同時作業をする場合、大いに役立ちます。ほんの一例として僕が記事を作成するときの話なのですが、画面半分で編集画面を開いて、残った半分のさらに半分に調べごと用のブラウザ画面、残りで写真や電卓などに切り替えて使っています。27インチだと同じ使い方でもちょっと窮屈に感じるので、32インチの偉大さを感じます(笑)

まとめ

ということでiMacのサブディスプレイとしてU3219Qを購入したが、性能不足で使えず最終的にはMacBook Proのメインモニターとなったというお話でした。とりあえずMac Proを導入できるまではこの体制で行こうと思っています。

想定外の使い方だとは言え、今のところはかなり快適に使えています。また、諸事情で今年の後半は前半ほどパソコンを触る機会もないと思いますので、別に我慢できます(笑)

3記事とかなり長くなりましたが、これにてU3219Q購入に関する記事は完了となります!またもう少し経ってから、使用した感想を書くことがあるかもしれません。

それでは今回も最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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