皆様こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
先日はApple公式から、iPod touch 第7世代を在庫限りで販売終了にする旨のアナウンスがありました。実質的にiPodの終了だったので、少しだけ話題になっていました。私も騒いでいたうちの一人なのですが(笑)
ところで、Apple製品コレクターとしては、やっぱり最後のiPod欲しくなりますよね…?ということで購入してまいりました。
実は前回の「iPodの終了」的な記事を書いた時点では買えばよかったと少し後悔していました。アップ時点でApple Storeの在庫はありませんでしたが、実は家電量販店の実店舗ならまだ在庫があったのです。ネットから取り置き処理をして、次の日には購入しに行きました(笑)
容量を32GBで探すと、スペースグレイとピンクしか残っていませんでしたので、スペースグレイにしました。他の容量だともう少し色に選択の余地がある感じでした。
余談はさておき、さっそくiPod touch 第7世代を開封していきます。
開封
iPod特有の箱
まずは箱から見ていきましょう。
iPod本体がくっきり見える、透明なプラスチック製のケースに入っています。これはiPod特有の箱ですね。例外として、iPhone 5cもこのタイプの箱でしたが。
画面側はダミーのシールが貼ってあります。昔の話ですが、シールだと知らずにずっと電源がついていると勘違いしている友人がいました(笑)
ケースを横から見ていきましょう。
iPod touch本体の色がわかるようになっています。この「ちらっと」見える感じがとても好きです。完全に性癖ですね。
もう9年ほど前に第5世代を購入した当時を思い出します。持って帰るまでにこのチラ見を楽しんでいました。懐かしいですね…。
今回購入したのは上でもお話した通り、32GBのスペースグレイです。
ピンク or スペースグレイで選択の余地がない感じでしたが、ブラック系の色はかなり好きなので不満はありません。
こちらのサイドには、Appleロゴとペリペリがありました。最近はこの黄緑のペリペリを見かけることが少なくなりました。
Appleロゴは本体色に合わせて色が違うみたいです。
最後にケースの裏側です。
上には容量が記載されており、下側には同梱物の内容と注意書き的なのが書いてあります。
ペリペリ〜本体を取り出すまで
まずはペリペリを剥がして開封です!!
この瞬間がたまりません!
(当然ですが)開けると本体が出てきます。このサイズ感、すごく懐かしいです。
iPhoneの開封とは違う感じですごく新鮮ですね。
本体を取ろうとすると、プラスチックの台ごと取れました。表面のシールと台でしっかりと固定されています。
何気にiPod touchだけは、エッジ部分の鏡面加工が生き残っているモデルです。
とても好きな仕上げなのですが、傷つき易いせいか最近は見なくなりましたね。
購入前にあんまり調べていなかったこともあるのですが、思ったよりも暗めの色で驚きました。
iPod touch第5世代のスペースグレイは薄めのグレーだったと記憶しており、てっきりそれと同じような色味かと思っていました。
どうやらiPod touchをプラスチックの台から外すのに苦労する方が多いようです。
まずは画面側のシールを剥がして、それからプラスチックの台を曲げながら外すとスムーズに行きます。
剥がすと懐かしい感じの画面が現れます。ホームボタンが指紋認証じゃないのも懐かし過ぎですよね。
本体を見ていく
続いては取り出した本体を見ていきましょう。
スペースグレイなので画面側は真っ黒です。こちら側を見ただけでは、どの世代のtouchか見分けが付きません。
下の方には懐かしのホームボタンがあります。
このタイプのボタンを見ると、潰れてしまわないか不安になります(笑)
上部にはインカメラが内蔵されています。Apple公式サイト見ると1.2MPとあったので、第5世代からあまり進化していないと思われます。
続いては背面を見てみます。
第5世代からほぼデザインは変わっていません。ただ、細かい部分ですが、第7世代になってからは下の方にあったマークがなくなっています。よりスッキリとしたデザインになっています。
↓これは第5世代の下の方を撮った写真です。FCとかゴミ箱のマークとかがありますが、第7世代では無くなっています。
カメラ周りです。デザインについては全く変わっていませんね。
カメラ性能は8MPとなっており、新し目のiPhoneと比較すると写りは残念な感じになっています。ただ、あくまでiPodなのでこれで十分かと思います。もっと出目金になるのは嫌ですしね(笑)
続いては本体サイドを見てみましょう。
底面部分には左から、イヤホンジャック・Lightningポート・スピーカーとなっています。イヤホンジャックがある端末は久々です。
上部にはスリープボタンがあります。iPhoneでは6以降、横に配置変更になったので上にあると押し間違えそうです。
左サイドには音量ボタンがあります。とてもシンプルですね。
横から見るとiPod touchの薄さがよくわかります。昔は「iPhoneもこれくらい薄くなるのかなぁ〜」なんて思っていましたが、今のiPhoneを見るとそんなことは無さそうですね。
右サイドには何もありません。
蛇足ですが、iPod touchのブラック系の色の違いを比べてみました。
左は第5世代のブラック&スレート、真ん中が第5世代のスペースグレイ、右が第7世代のスペースグレイです。同じネーミングでも年代によって色味が違うのが面白いですよね。個人的にはブラック&スレートが一番好みです。
セットアップ
電源ボタンを長押しすると、いつも通りAppleロゴが出てきました。画面が付くまでがすごく興奮します。
まずは言語設定です。設定画面自体は見慣れたiOSの画面ですが、このサイズ感は久々です。
iPod touchでは必須のWi-Fi設定です。
4インチのキーボードは久しぶりだったのもあり、Wi-Fiのパスワードを打つ時はタイプミスしまくりました(笑)
アクティベートです。いつもなら数秒で終わるのですが、なぜか今回は数分かかりました。
アクティベートが終わると、次はデータをどうするか聞かれます。
今回は新しく設定することにしました。このiPod touchの本体容量が32GBなので、他のデバイスから復元は不可能というのもありますが…。
色々すっ飛ばしましたが、セットアップ完了です!
iOS15.3.1がはじめから入っていました。
少し疑問なのは限定保証のところの有効期限です。これはメーカー保証の有効期限なので、普通であれば一年後から1日引いた日付がここに表示されます。
撮影日は5月14日なので、通常であれば2023/05/13と表示されるのが正しいと思うんですが、なぜか05/06になっています。未開封品だと思うのですが、なぜでしょう…?
※追記
Apple公式サイトから保証期限を調べると、2023/05/13になっていました。どうやらiPod本体の方の表示はバグだったっぽいです。
数日使ってみた感想
開封から数日ほど使ってみたので、使っての感想もお話します。
コンパクトさが良い
4インチという今のご時世では小さ目なボディーサイズに加え、iPhoneよりも薄くて圧倒的に軽いので、かなりコンパクトに感じます。
筋トレをするときにポケットに忍ばせても邪魔になりませんし、パソコン作業中にマウスの横においても邪魔に感じません。iPhoneには無い、この邪魔にならなさというのがiPod touchの良さだと改めて感じました。
画面の操作性においては、片手操作が非常に快適です。最近のiPhoneでは、miniシリーズ以外は片手操作が結構厳しくなりつつありましたが、iPod touchのサイズ感なら余裕で片手操作できます。QWERTY配列のキーボードでも全く問題なく端から端まで届きます。(私は男 & 手のサイズは普通くらい)
懐かしい要素てんこ盛り
これは良い意味でも悪い意味でも捉えることができるのですが、懐かしい要素をたくさん感じることができます。
まずは上記にもある通り、4インチというコンパクトなサイズ感です。このサイズはiPhone 5s以来なのでキーボードやブラウザの表示領域など、小さいサイズに慣れるのに少し時間が必要でした。「昔はこのサイズでゲームもしていたんだな」と思うと、とても懐かしい気分になります(笑)
そのほか、指紋認証がないホームボタンや本体上にあるスリープボタンすらも懐かしく感じます。
また、最近は角張ったデザインなので、背面の丸みのある感じも懐かしいですし、なによりも懐かしく感じるのはエッジ部分の鏡面仕上げです。私はエッジ部分の鏡面加工が変態的に好きだったので、これを見ただけで色々と思い出が蘇ります(笑)
「懐かしい」と感じる要素は実用的に役立つわけではありませんが、昔を思い出しながら触っていて楽しいというのはあります。
あくまで音楽プレイヤー
数日使ってみて、iPod touchをスマホ代わりに使うのは厳しく、あくまで音楽プレイヤーであるということを確信しました。
今回紹介しているiPod touch 第7世代は2019年発売で、SoCはA10 Fusionチップを搭載しています。性能的にはほぼiPhone 7と同等なのですが、普段から新し目のiPhoneを使っている私には、少し厳しい性能に感じました。
アプリの切り替えやコントロールセンターの操作、ブラウジングなどあまり重たくない操作でも、少しカクつくような感じがします。音楽プレイヤーとしての使用がメインであれば全く問題ないレベルですが、これでアプリゲームなどをやろうとするのは厳しいでしょう…。iOS 15が重たいのもあるかもしれませんね。
また、電池持ちはお世辞にも良いとは言えません。ガンガンネットを見たり、ゲームをしたりするデバイスではないということでしょうね。
まとめ
今回は終売となったiPod touch 第7世代の開封と、数日使ってみての感想をお話しました。
iPod touchだけは昔のiOSデバイスのままの要素が多く、開封から使用までの体験において「懐かしい」と感じる場面が多かったです。もうこんなデバイスは出ないのかと思うと、若干寂しい気持ちもありますね。
このiPod touchはもうしばらく普段遣いをしてみて、レギュラー入りするのか決めようと思います。レギュラー入りしなければ、コレクション棚に飾られることになります(笑)いずれは全色揃えたいですねぇ…。
それでは今回も最後まで見ていただき、ありがとうございました!
コメント