みなさまこんにちは、AppleBamboo.comの「ゆう」です。
今回はタイトルの通り、なぜ僕がiPhoneの脱獄をしなくなったのかを書いていこうと思います。
このブログでは特に脱獄に関する記事はあげていませんが、2013年から2018年まではバリバリ脱獄iPhoneを使っていました。ですが、ちょうどiPhone XS Maxを購入してからは脱獄するのをやめてしまいました。
念のために言っておきますが、脱獄することは悪い事だとは全く思っていません。自己責任において自分の好きな機能を追加できる便利な手法だと思っています。
ただ、僕は自分のiPhoneでリスクを冒してまでやる必要を感じなくなったので、しなくなったと言うだけです。それではなぜ僕が脱獄をやめたのか見ていきましょう。
暇つぶし程度に見ていただけると幸いです。
iOSの標準機能で満足できるようになった
一番大きな理由はこれです。
結局これまではiOS標準の機能だけでは満足できていなかったから脱獄して機能を追加していたのですが、近年のiOSでは機能面で満足できるようになってきたのです。
となるとわざわざリスクを冒してまで脱獄するメリットが少なくなったので、Xs Max以降では脱獄をやめてしまいました。
具体的に、脱獄アプリで使えていた機能がiOS標準機能になった例を紹介します。
例えばiOS 11.3.1以前を搭載したiPhone Xでは、アプリスイッチャーの画面でアプリを落とす時には今のように上にスワイプするだけではダメで、長押しして左上に赤いマークが出てから上にスワイプしないといけませんでした。
これを長押しなしでキルできる脱獄アプリがありましたが、たしかiOS 11.4以降ではiOS標準で長押しがなしになりました。
他にもあります。
iOS 8やiOS 9の時は全体的にヌルヌルした動きというか、動きは早いんです全体的なアニメーションがゆっくりでした。個人的にそれがあまり好きではなかったので、アニメーションを早くする脱獄アプリを導入していました。
それがiOS 10になってから全体的なアニメーションが超高速になったので必要なくなりました。iOS 12ではさらに動きが早くなったので、なおさら必要ではなくなってしまいました。
上の2つ以外にも、脱獄しないとできなかったことや満足できなかったことが脱獄なしでもできるようになったので、脱獄したいと思わなくなりました。
Appleとのいたちごっこに疲れた
一番疲れるのは脱獄ツールの開発者さんであることだけは最初に言っておきます。ただ、使う側もAppleによる脱獄潰しに毎回対応しないといけません。単純にそれに疲れました。
数年前までは完全脱獄といって、電源を切って再起動しても脱獄状態が維持されているというものでしたが、ここ数年は再起動すると脱獄状態が維持されない半脱獄というものがほとんどです。
故にまた脱獄状態に入るために専用のアプリを外部から入れるのですが、アプリをiPhoneに入れるためにはアプリ側でAppleの認証が必要です。
その認証は脱獄ツール開発側が取得したものが多いのですが、だいたい一ヶ月以内にはAppleにバレて取り消されてしまうのです。
そうすると脱獄するためのアプリが起動しないので、脱獄状態に戻れないという最悪の状態になってしまいます。
「再起動しなければいいじゃん」と思うかもしれませんが、脱獄環境は普通よりは不安定ゆえに急に勝手に再起動してしまうことがあります。
そのタイミングでAppleからアプリの認証取り消しを食らうと、脱獄ツール側が対応してくれるまでは基本的には何もできなくなってしまいます。
ここ数年では取り消しの頻度も高くなっていたので、対応する頻度も高くなっており正直めんどうに感じていました。
上に挙げたように、脱獄のメリットも薄くなっていたので余計に面倒に感じていたのもあります。
脱獄自体が昔に比べて不安定
脱獄ツールを無料で使っておきながらこんなことを言うのは生意気ですが、iOSのバージョンが上がるたびに脱獄環境が不安定になっていました。
Appleも日々セキュリティを向上させているので当然といえば当然なのかもしれません。
不安定になるとフリーズや急に再起動してしまうので、使いたいときに使えなくなってしまったり、脱獄環境へ戻れないことへのイライラを感じることが年々多くなっていました。
単純に「いつ再起動してしまうかわからない不安」というのもあったと思います。
急に再起動して不便に感じたのは電車に乗っていて且つ、目的の駅に近い時です。
僕は電車に乗る時はiPhoneのモバイルSuicaを使っているので、iPhoneがちゃんと動いてくれないと改札を出られません。
再起動して普通にすぐ動いてくれればいいですが、フリーズしてiPhone単体で再起動できなくなったら最悪です。実際にiPhone単体で再起動不可能になったことはありませんが、目的の駅に着いたのにiPhoneが再起動中で少し待ったという経験はあります。
そうした中、上に挙げたような理由もあったのでだんだんと脱獄に対する執着がなくなっていきました。
使えなくなるアプリが増えた
脱獄をすると銀行系のアプリや、一部のゲームアプリでは不正防止のために起動できなくなるものがあります。
僕が脱獄を始めた2013年当時は、そういった対策済みのアプリはあまり多くありませんでした。むしろ多くなかったが故に、脱獄を悪用した不正が多かったのかもしれません。
そもそも2013年当時は僕は銀行の口座すら持っていなかったので、銀行系アプリなんて使っていませんでした。
ですが高校生にもなると銀行系や金融系のアプリを使うようになりましたし、それ以外だとやりたいゲームアプリが脱獄対策が入っていてプレイできないなんてことが多くなりました。
それから上のような理由も重なって、快適性を求めているはずなのに、その脱獄に対して不満を感じるようになりました。
まとめ
昔はデメリットよりもメリットの方が多かったので脱獄をしていましたが、最近では実用上のメリットは少なくなりつつあると感じています。
事実、昔は脱獄している人を自分の周りでもよく見ましたが、最近ではほとんどというか全く見ません。さらには脱獄関連の記事を書く人も昔に比べると減ってしまっているため、情報も取得し辛くなってきています。
なんだかひとつの文化が終わるような感じがして寂しくもあります…。
とはいえ、個人的にカメラのシャッター音を消せる機能と、iPhone X以降の機種の常時バッテリー残量表示については脱獄して追加したいくらい欲しい機能です(笑)
シャッター音については海外版を買うことによって解決できなくもないですが、バッテリー残量の常時表示についてはApple側に頑張ってもらうしかありません。
残量確認のために毎回コントロールセンターを下すのは正直めんどうに感じます。技術的にはできないはずはないのですが、iOSのデザイナーが許さないんですかね…?
ということで今回は僕がiPhoneで脱獄をやめた理由についてお話しさせていただきました。今後脱獄するとすれば、サブ機で遊び程度でやるかも…程度ですね、
それでは今回も最後まで見ていただきありがとうございました!
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