iPhone 12シリーズが発表!

Apple

皆さまこんにちは。

一週間前に予告があったApple Special Eventが行われました。今年は例年よりも約1ヶ月ほど遅れての発表となりましたが、その代わりに非常に中身の濃い発表会でした。

今回はiPhone 12シリーズについて11シリーズからの変更点などをまとめてみました。かなり長ったらしいので、見たいところだけ目次から見てもらうのが良いと思います。

それでは早速見ていきましょう!

iPhone 12

まずはノーマルiPhone 12です!

大幅なデザイン変更

まずなんと言ってもデザイン変更されたのが一番嬉しいところです。これまでの丸みを帯びた形状から、現行のiPad Proのような四角いデザインに変更されました!個人的にiPhone 5シリーズや現行のiPad Proの四角いデザインがすごく好きなので、これだけでも購入欲をそそられます。

この四角いフォルムはすごく懐かしい気分になります。

四角い形にはなりましたが、基本的なデザインはiPhone 11シリーズと同じようなデザインです。画面の端の部分もフラットなデザインになっています。保護フィルムが貼りやすそうな形状ですね(笑)

5Gに対応!

とうとうiPhoneも5Gに対応してくれました!iPhone 12シリーズでは全てのモデルで5Gに対応しています。とはいえ日本においてはエリアが狭すぎるので、実用的に使えるようになるのはもう少し先の話になりそうですが…。

よく言われていることですが、5Gに対応することで映画のダウンロードの高速化やストリーミング再生がより高画質になることが期待されます。身近なところでいうとLINE通話がもっと音質良くなってくれると嬉しいです(笑)

ノーマルシリーズも有機ELに!

iPhone 12ではディスプレイが有機EL(OLED)になりました!個人的には結構大きな変更点だと思うのですが、思ったよりも注目度は高くない変更点です(笑)

OLEDは黒の表現が素晴らしいので、液晶と比べると映像がすごく綺麗に見えます。有機ELになったおかげでベゼルがより細くなっています。四角いデザインと相まって、すごく引き締まって見えます。

また、液晶と比べて目の疲れを感じにくいのもかなりいいポイントだと思います。僕のライフサイクルだと、スマホを長時間連続で見ていることは少ないですが、1日のトータルだと結構長い時間見ています。数年前にiPhone 6(液晶)からiPhone X(OLED)へ変えた時に1日の終わりの目の疲れ具合が全然違ったので、今回もその効果に期待しています。

さらに表面のガラスにはCeramic Shieldというコーティングが施されており、耐落下性能が4倍にもなっているそうです。割れに強くなったのは素直に嬉しいですね。

A14 Bionicチップ搭載

iPhone 12は後ほど紹介する12 Proと同じチップが搭載されています。Apple曰く、業界初の5nmプロセスのチップだそうです。(5nmとは一個のトランジスタのサイズ)このA14 Bionicの性能向上の度合いが素晴らしく、A13 Bionicと比べて40%もトランジスタの数が増えて118億個ものトランジスタが搭載されています。

特にNeural Engineあたりが強化されているようで、Neural Engineだけで16コアとなっています。Neural Engineとはポートレイトなどの画像処理や、Face IDの機械学習などに利用されているところです。ここが良くなったということは、カメラ自体の性能が上がらずともソフトウェア的に綺麗な写真に仕上げることができそうです。

カメラ性能も順当に進化

今年は新機能の追加というよりも、iPhone 11シリーズのカメラ機能の強化版くらいの進化だと感じました。

まずは超広角カメラでもナイトモードが使えるようになりました。去年のiPhoneですごく残念なポイントがちゃんと改善されました。

そのほか、ナイトモードでのタイムラプスが使えるようになったり、ナイトモードでセルフィーが撮れるようになったりしました。動画撮影の際の明るさも従来のモデルから向上しているそうです。今年はiPhoneの弱点である、暗いところに弱いカメラが強化された年になりましたね。

Apple純正のワイヤレス充電器である、MagSafe for iPhoneが登場!

AirPowerとして出ることを期待していましたが、残念ながら叶うことはありませんでした。ですが、その代わりとしてMagSafeとしてApple純正のワイヤレス充電器が登場してくれました。

今までのQi規格のワイヤレス充電器とは少し違って、Apple Watchのように本体にピタッとくっつけるタイプのようです。ピタッとくっつけるためにiPhone本体にも磁石が搭載されているようで、くっつけるのが気持ちよさそうです(笑)

他にも実質的なAirPowerの後継としてApple WatchとiPhoneを充電できる充電パッドも登場しました。折りたたみも可能で、持ち運びやすい製品となっています。ただ今この記事を書いている時点ではApple Storeにも出ていないので、詳しい詳細は不明です。

iPhone 12 mini

正直なところ、噂で終わりそうだったモデルですが本当に出てくれました!このモデルは本当に売れそうな気がします。

画面サイズは5.4インチだけど全部入り!

画面サイズはかねてより噂のあった通り、5.4インチで有機ELの画面となっています。サイズ感としては4.7インチのiPhone SEよりもひと回り小さい感じです。

思ったよりもコンパクトでびっくりです(笑)

これだけ小さいとスペックが気になりますが、なんとiPhone 12とスペックの差はありません!なので本当にiPhone 12をコンパクトに凝縮したものがiPhone 12 miniということです!小さくてスペックの高いスマホは少ないので、「Appleよくやった!」と言いたいです。もちろん5Gにも対応しています。

ノッチサイズは特に変わらず

噂ではiPhone 12 miniのノッチだけは小さくなると言われていましたが、残念ながらノッチは小さくなりませんでした。ノッチサイズ自体は変わっていないので表示領域がすごく小さくなっています。(なんか可愛らしいですけどw)

iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max

登場がカッコ良すぎて一目惚れしました…。

デザイン変更と新色

基本的なデザインはiPhone 12シリーズと同じですが、Proシリーズは側面が光沢感のあるステンレスで背面がすりガラスなので非常に高級感のあるデザインです。ステンレスは例の如く、医療に使われるレベルのステンレススチールだそうです。

個人的な意見ですが、久々に「クッソかっこいい!」と思いました。角ばったデザインにステンレスの輝きが最高にマッチしていて、とてつもなくかっこいいと感じます。Proは何がなんでも手に入れたいです(笑)

また、新色のパシフィックブルーも登場しました。iPhone 12のブルーとは少し違って落ち着きのある色です。ステンレスの光沢とすりガラスによく似合う色だと思います。

新色ではないですが、ゴールドも色味が少し変わっています。金の延みたいにキラッキラです。

LiDARスキャナー搭載

ProシリーズにはLiDARスキャナーが搭載されています。これはiPad Proの2020年モデルにも搭載されているもので、光を使って距離を図ることができるセンサーです。iPhone上ではARアプリはもちろん、写真撮影などにおいても周囲の環境のレンダリングを行うようです。

ナイトモード時にもこのLiDARスキャナの情報が使われるようで、オートフォーカスが速くなったり綺麗なポートレート写真が撮れるようです。LiDARはiPad ProよりもiPhoneに搭載された方が嬉しいですね。

若干のサイズUP

iPhone 12 Pro/Pro Maxともに若干ではありますが、画面がサイズアップしています。iPhone 12 Proが6.1インチでPro Maxが6.7インチへと変更されています。それに伴って本体のサイズも若干ながら大きくなっています。

参考までにiPhone 11 Proのサイズは幅71.4mm、高さ144.0mm、厚さ8.1mm、重量188gです。本体サイズの微増よりも、かなり薄くなったところの方が驚きました。これだけ薄くするのは相当大変だったと予想できます。Appleのエンジニアは本当にすごいですよね。

防水性能がアップ

防水性能の等級としてはIP68で11 Proと変わっていませんが、12 Proでは水深6mで30分も耐えられるようです。11 Proは水深4mで30分だったので、地味に進化したポイントです。

ただ防水機能を持ったiPhoneを水没させた経験のある僕から言わせてもらうと、水のある場所では極力使わない方がいいでしょう(当然ですが)。水没させたら面倒です(笑)

言い忘れていましたが、iPhone 12 Proシリーズも頑丈なCeramic Shieldのガラスです。Proシリーズは修理費用が高いので、壊れにくくなるのは嬉しいです。もちろん壊さないことが前提ですけどね。

もちろん5G対応でA14 Bionic搭載!

iPhone 12 Proシリーズも、もちろん5G対応です。ただし国内版はミリ波に対応していませんので、そこだけはちょっと残念です。

でも本体デザイン的なところで言うと、ミリ波に対応しない分アンテナがないのですっきりとしたデザインです。画像のApple Pencilの充電するところみたいなやつはミリ波のアンテナっぽいです。国内版のイメージ画像にはこのアンテナはありません。

A14 Bionicも当然、搭載されています!正式情報ではありませんが、iPhone 12 Proシリーズではメモリが6GBらしいです。11 Proは4GBだったので、2GBもアップしています。Androidスマホのハイエンドクラスと比べると少なめではありますが、正直4GBでもほとんどメモリ不足を感じることはなかったので、6GBともなれば十分な気がします。

より明るく撮れるように

iPhone 12 Proでは広角カメラの光量が27%向上しているようです。iPhone 12と同様に、広角カメラと超広角カメラでのナイトモードが利用可能になりました。特に超広角でのナイトモードは嬉しいですね。

そのほか、LiDARスキャナーを使うことでナイトモードでのポートレートモードなども使えるようになっています。

一方で12 Pro Maxは12 Proよりも高性能なカメラを搭載しており、広角カメラの光量は47%アップ(12 Proは27%)、焦点距離65mmの望遠カメラを搭載(12Proは52mm)、光学5倍ズームが可能になっています。光学手ぶれ補正機能もPro Maxの方が性能が良いみたいです。

Apple ProRAWが利用可能

iPhone 12 ProシリーズではApple ProRAWと呼ばれる、RAWデータの編集が可能になるそうです。僕もカメラについて詳しいわけではないのですが、調べてみるとRAWデータとはJPEGよりも情報量が多いデータらしく、普通の写真はそのRAWデータからの情報を処理して情報量を少なくしているそうです。

このRAWデータをいじって自分好みに編集できるのがこのApple ProRAWという機能みたいです。写真とかカメラに詳しくないと使いこなせないような機能ですね…。

Dolby Visionの動画撮影が可能に

これは簡単に言えば「カメラで撮れる色が増えたので綺麗になりますよ」ということみたいです。そのままiPhoneの写真アプリやiMovieなどでも編集ができるそうです。

MagSafeにも、もちろん対応

iPhone 12 ProでもApple純正のワイヤレス充電器であるMagSafeが使えます。

まだ販売は開始されていませんので、もしかすると予約開始時と同時に販売開始なのかもしれません。

付属品はケーブルのみに

iPhone 12、12 Proシリーズでは全てのモデルでACアダプタとEarPodsが付属しなくなりました。Apple曰く環境保護のためらしいですが、本当のところはただのコストカットでしょう。iPhoneからの買い替えの方であれば充電器もイヤホンも持っていると思うので大丈夫だと思いますが、Androidからの買い替えだと無駄な出費が増えそうです。

個人的にはケチくさいなとしか感じません(笑)まあ別になくても余るほど持っていますので、別に困りはしませんが…。ちなみにそれに伴って、箱が薄っぺらくなっています。

価格

気になるお値段は以下の通りです。価格は全て税込です。

正直なところ、iPhone 12は少し割高感が否めません。実質的に昨年よりも1万円ほど値上がりしています。AppleとしてはあくまでもiPhone 12シリーズはミドルハイエンドクラスなんだと思います。

一方のProは昨年よりも数千円ほどお値段が下がっています。とはいえ付属品が少なくなっているので、安くなるのが消費者からすれば当然です。(文句たらたらですが、買うときは嬉しいものですw)

予約開始日&発売日

今回はモデルによって予約開始日と発売日が異なっています。

まず、iPhone 12とiPhone 12 Proについては2020年10月16日予約開始、2020年10月23日発売開始となっています。時間は午後9時からとなっていますので、仕事がある人でも比較的参加しやすい時間帯です。

一方で今回の目玉機種ともいえるiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxは予約開始日が2020年11月6日で、販売開始は2020年11月13日です。例年の流れから推測すると、こちらも予約開始は午後9時からとなるでしょう。

世間一般の注目度から言うと、11月の予約は争奪戦になりそうです。特にiPhone 12 miniはかなり売れそうなので、iPhone X以来の激しい戦いになりそうです…笑

まとめ

ということでiPhone 12シリーズについて大まかな変更点などをまとめてみました。とにかくデザインがかっこいいだけで僕的には買いです(笑)

5Gが国内版はミリ波に対応しないということで落胆している方もいますが、そもそもsub-6の5Gですらエリアはひどい有様なので、あと数年は4G生活を送ることになるでしょう。そんなに気にすることはないと思います。

別の記事としてあげますが、とにかく明日は予約合戦をがんばります!

それでは今回も最後まで見ていただきまして、ありがとうございました!

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